2. Google AnalyticsとGoogle Tag Managerの設定
以下で例示しておりますGA、GTMの画面キャプチャは、2023年10月19日時点のものとなります。
最新の画面とは異なる場合がありますのでご了承ください。
最新の画面情報に関しては、以下のサイトをご確認ください。
■1. GTMでの操作
□1-1. コンテナの設定をインポート
まずは、コンテナにインポートするファイルを以下からダウンロードください。
なお、インポートファイルは、検索結果の表示モードにより異なります(表示モードの確認方法は
こちら)
ダウンロードしたファイル中の{GA タグID} という箇所(4箇所)を、GAの測定ID(G- から始まる文字列)へ置換してから、以下の手順を実行してください。
GAの測定IDは、GoogleAnalyticsのダッシュボード内 >管理>「プロパティ内データストリーム」>「対象のデータストリームをクリック」した画面の「測定ID」でご確認いただけます。(GAバージョン:GA4の場合)
IDの記載場所
手順:
- 対象のタグマネージャーアカウントでコンテナ設定を開きます。
- コンテナ設定内の「コンテナをインポート」をクリックします。
- 「コンテナファイルを選択」をクリックしダウンロードした「インポートファイル(.json)」を選択します。
- 「ワークスペースを選択」で、「既存」を選択し、インポート先のワークスペースを選択します。(基本は「Default Workspace」でOK)
- 「インポートオプションを選択」は「統合」> 「矛盾するタグ、トリガー、変数の名前を変更します」を選択します。
※上記の選択を行わないと、既存の設定を上書きしてしまうのでご注意ください。 - 最下部の確認ボタンの上の「変更の詳細を表示」をクリックし詳細情報を確認します。
※更新される既存の設定や追加されるタグ、トリガー、変数をご確認ください。 - 問題なければ最下部の「確認」をクリックします。
注意)上記画面はハッシュモードの例です。historyモードの場合は項目数や項目名(~hashの箇所が ~queryとなる等)が異なります。
□1-2. 変数の更新
定数「MP Search Page Rex」の値を更新します。
手順:
- 変数画面の「MP Search Page Rex」を選択します。
- 設定画面内の「値」の内容を「検索結果URLのパスを指定する正規表現」に変更します。
- 入力が完了したら「保存」をクリックします。
検索結果URLとは、お客様のWebサイトの検索結果画面のURLとなります。
以下は例であるため弊社ドメインを用いています。
例のまま設定いただいても、各種ログを表示させることはできません。
【例1】検索画面が1つの場合
正規表現:\/ja\/searchresult\/index\.html
【例2】検索画面が2つの場合
正規表現:\/(ja\/searchresult_all|ja\/searchresult_news)\/
注意)上記画面はハッシュモードの例です。historyモードの場合は項目数や項目名が異なります。モードに限らず「MP Search Page Rex」の項目があることをご確認いただき、次にお進みください。
□1-3. タグの更新
該当タグ:「MP_Bounce」「MP_NoSearchResult」「MP_SearchResultClick」「MP_SearchResults」
手順:
- 1.タグ画面から「MP_Bounce」のタグをクリックします。
- 2.表示された測定IDの右側に、「このコンテナにGoogleタグはありません。詳細」と表示されていた場合、「詳細」をクリックします。「このコンテナでGoogleタグが見つかりました」と表示されていた場合は、以下 3, 4の作業は不要です。
- 3.「タグを作成」リンクが表示されるので、そちらをクリックします。
- 4.画面上部の「名前のないタグ」を「MP_GoogleTag」へ書き換え、「保存」をクリックします。
□1-4. 設定内容を公開
以下の操作により、これまでの設定が公開されます。
手順:
- 画面右上の「公開」をクリックします。
- 「バージョン名」と「バージョン説明」を入力します。
- 画面右上の「公開」をクリックします。
■2. GAでの操作
□2-1. プロパティのカスタムディメンションを追加
ここでは、GTMで設定したイベントをGAで表示する為の設定を行います。
以下の「注意点」と「登録情報」を確認のうえ、手順に沿って設定をお願いします。
注意点:
ここでは、5つのカスタムディメンション(イベントスコープ)を登録します。
登録可能なイベントスコープの上限数は、GA無料版であれば 50個となりますので、事前に残数をご確認ください(画面右上の「割り当て情報」をクリックすると残数が表示されます)
登録情報:
ディメンション名 | 範囲 | イベントパラメータ |
MP_Category | イベント | mp_category |
MP_ClickUrl | イベント | mp_click_url |
MP_Drilldown | イベント | mp_drilldown |
MP_Keyword | イベント | mp_keyword |
MP_Page | イベント | mp_page |
手順:
- 該当プロパティの「カスタム定義」設定画面を表示します。
- 「カスタムディメンションを作成」をクリックします。
- 表示された設定画面内で、上記「登録情報」を入力し「保存」を押下します。
- 手順3. を繰り返し、すべてのディメンションを登録します。
参考:
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